第1回(メイン回・5/26)ダイジェスト:人間の認知容量の解除¶
AIを「便利な道具」から「事業構想の前提」へ。
第1回(パイロット・無償開催)のメイン回(5/26)では、参加者の皆さまご自身の手でAIを 動かしながら、「AI×戦略×実践」の最初の一歩 ―― 人間の認知容量の解除 ―― を体感して いただきました。当日参加できなかった方、途中から参加された方に、その全体の流れをお届けします。
第1回には追加開催(6/15)があります
第1回は、メイン回(5/26) と、その内容を一部改良した 追加開催(6/15) の2回を実施しました。 こちらは メイン回(5/26) のダイジェストです。改良版(産業転換の具体例などを追加)は Vol.1B 第1回(追加開催・6/15) をご覧ください。
本日の起点 — 始まりの物語¶
「AI活用講座」を受けた人が、世界を変えるわけではない。¶
1990年代、PCとインターネットが登場したとき、多くの人は「ExcelとWordの活用講座」 「ブラウザの活用講座」に熱心に通いました。けれど、その後の30年で世界を変えたのは、 講座の受講者ではなく、ネットを前提に事業そのものを構想した人たちでした。
いま生成AIで同じ構図が始まっています。「AIの便利活用講座」の延長線上に、世界を変える 事業はおそらく無い ―― この問題意識が、本プロジェクト全体の出発点です。
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これまで:AI as a tool
便利ツールとしての活用
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これから:AI as a strategy
AI前提の構想を描き・実現する
この転換を、理論の解説ではなく「手を動かして体感する」かたちで進めたのが第1回です。 本プロジェクトは、AIの戦略インパクトを3つの層で捉える 5×5×5の枠組み を指針としています。
当日の流れ — 5つのハンズオン¶
対話する → 作らせる → 仕組みにする¶
「個人で便利使いする世界」から「事業戦略への組込みを構想・実装する世界」へ。参加者は 実際に手元のAI(ChatGPT / Gemini / Claude)を動かしながら、一段ずつステップを上がって いきました。
01 — 課題を言語化し、AIと比べる¶
「自分の業界・部門における"人間の認知容量の限界"とは何か」をまず自分の言葉で書き、 同じ問いをAIにも考えさせ、人間案とAI案を比較。"伝えられないものはAIも汲み取れない" ―― 言語化の重要性を体感する導入です。
02 — 世界のニュース100件を、AIに使わせる¶
AIが取得した世界のビジネスニュース100件を題材に、「先読み」「人材育成」など目的を 1つ選び、自分の業界・部門設定を添えて実行。同じデータでも、目的の置き方で引き出せる 価値が変わることを確認しました。
03 — "ちょっとしたAIエンジニア"になってみる¶
生成AIに書かせたPythonコードを Google Colaboratory に貼り付け、APIキーを設定して実行。 「素人でもこれだけ簡単に作れて、動かせる」 ―― 競争優位の源泉そのものがシフトしている 感覚を、自分の手で確かめました。
04 — 15部署のニュースマップを描く¶
大量の記事をAIに評価させ、「どの部署がどの記事を重視するか」を色分けした地図に可視化。 リスク管理・CFO・マーケ…と、立場ごとに見える景色が違うことが一枚で立ち上がります。 さらに、毎朝メールやSlackに自動配信する"仕組み化"までを提示しました。
05 — そして、次への物語へ¶
最後に冒頭の「始まりの物語」へ戻り、今日扱った技術が経営戦略にどう紐づき、どうスケール していくのかを各自のストーリーとして展開。技術体験を、戦略の文脈に着地させて締めくくりました。
技術の体験を、戦略の文脈へ。¶
第1回で扱ったのは、AIを自分の手で動かす"入口"です。ここで得た感覚を、皆さんご自身の 業界・事業の構想にどうつなげていくか ―― 本編は、そこから始まります。
関連ページ: 追加開催(6/15)のダイジェスト ・ ダイジェスト一覧 ・ 月次テーマ
次回開催は 8/3(月) 20:00〜。継続的な開催案内はメール配信登録から受け取れます。